いまアメリカでは2014年第1四半期決算の発表がたけなわです。

今回の決算発表シーズンに特徴的なことは、ハイテク株やヘルスケア株の売られ方が酷いという点です。

下のグラフを見てください。

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これは今回の決算発表シーズンにおいて、決算発表翌日の立会日の株価パフォーマンスを業種別で集計したものです。

なお消費循環とはハンドバッグのコーチ(ティッカーシンボル:COH)に代表されるような、消費関連でも景気に左右されやすい企業を指します。

また消費安定とはキャンベルスープ(ティッカーシンボル:CPB)のように、景気が良かろうが悪かろうが、常に一定の需要がある商品を作っている企業を指します。


次にポジティブ・サプライズ、つまり事前のコンセンサス予想より良い一株当たり利益(EPS)を出した企業の場合、翌日の株価の動きはどうだったか? をまとめたグラフです。

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当然、好決算の後は株価が上がるのが普通だけど、今期に関してはハイテクの場合、殆ど上がっていないことがわかります。せっかく良い決算を出しても、投資家は評価してくれないのです。

逆にネガティブ・サプライズ、つまり事前のコンセンサス予想より悪い一株当たり利益(EPS)を出した場合はどうかというと……

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ハイテクやヘルスケアはボコボコに売られていることがわかります。

あるセクターが人気化した初期の段階では、好決算が発表されると株価はスイスイ上がります。

これと反対に、好決算を出したのに株価が上がらないという場合、そのセクターは弄られ過ぎ、手垢が付き過ぎ、期待が高過ぎに違いありません。

そういうセクターは避けること。