いまジャネット・イエレン米国連邦準備制度理事会議長が下院で証言中です。公表された事前に用意された原稿のハイライトは以下の通り:

1.冬季の米国経済の鈍化は悪天候によるもの。心配は要らない
2.住宅市場の鈍化には注意を要する
3.新興国経済の財務面でのストレス、地政学的緊張に注意
4.雇用市場を中心に、たるみは未だ大きい
5.金融機関のレバレッジは低く、株、不動産の価格はバブル圏ではない


これを書いている時点で未だイエレン議長は原稿を棒読みしている最中です。

追記することがあれば書きます。

PS:

質疑応答が終わりました。

今回の議会証言ではフェドファンズ・レートの利上げのタイミングに関しては終始ぼかした答弁で、投資家にとって新しい手掛かりになるようなことはありませんでした。

住宅市場の戻りが鈍い点をイエレン議長が指摘しましたが、これはいままでより一歩踏み込んだコメントと言えます。結婚、出産を契機として新しくファミリーを始める(=Household formation)若い人たちが少ない点にイエレン議長が言及したのが注目されました。

地政学的緊張とはウクライナ情勢をさします。ただイエレン議長の答弁のニュアンスからは、むしろ新興国経済の顕著な鈍化の方に注目しているような印象がありました。

最近話題になることが多い格差の問題についての質問では、FRBに出来ることと、できないことがあることが説明されました。

最後に小型株の急落にイエレン議長が言及したのはFRB議長としては異例だと思います。但し言及した意図は、小型株を救済するというのではなくて「そこだけはバブリーだ」というネガティブな文脈でした。