米国企業の2014年第1四半期決算がほぼ出そろいました。ビスポークによると57.4%の企業が事前予想を上回る一株当たり利益(EPS)を発表しました。

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これは2008年第4四半期以来、最低の数字です。

一方、売上高面で見ると56.7%の企業が事前予想を上回る決算を出しました。

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これはまずまずの出来です。

強いて言えば、ここ数年、米国企業の決算発表ではボトムライン、つまりEPSでは楽勝でコンセンサスを上回るけど、トップライン、つまり売上高では苦戦するということが常態化していました。

それは経済全体にデフレ・プレッシャーがあり、企業はコスト削減の努力や自社株買戻しなどによりEPSの数字を辻褄合わせしてきたことを示唆しています。

しかし今回、トップラインの数字が比較的良かったことは、景気自体が上向いてくる中で、企業のフォーカスがこれまでのボトムライン中心からトップラインの伸長に移ってきていることを感じさせます。