米国金融暗転監督評議会(FSOC)はリーマンショックの教訓を生かし米国財務省の中に設置されたリスク監視機関です。

FSOCは年に一度報告書を提出します。2014年版の報告書は5月7日に公表されました。

アメリカ経済はリーマンショック後の危機的な状態から既に脱していますのでこの報告書はウォール街関係者からはもう顧みられなくなっていますが、それでも貴重なデータが多く収録されており、学ぶものが多いです。

今日はその中から興味深いデータをハイライトします。

まず長期失業者が総失業者に占める割合です。依然、高止まりしています。

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事業法人の負債比率は比較的高い水準にあります。これは海外に貯まっている利益を米国に送金せず(=税金の関係)株主に配当を払うための借入などが影響していると思われます。

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事業法人のデフォルトは下がりました。

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中小企業のクレジット・クランチは改善基調です。

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家計のバランスシートの修復は進捗しています。これは負債の内訳です。

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家計部門のデットサービス比率です。

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消費者ローンの内訳です。

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90日以上遅延しているローンの内訳です。

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アメリカ政府の項目別の支出です。

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米国債保有者の割合です。

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いま僕が読んでいる本。