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米国商務省が法律の解釈上の「抜け道」を利用して、米国産原油の輸出にOKを出しました。

今回、輸出を許可されたのはテキサス州で生産されている「ウルトラ・ライト」の等級の原油であり、ジェット燃料、ディーゼル、ガソリンなどの原料とされます。

現在のアメリカの法律では付加価値を付けていない原油は、原則として輸出禁止です。しかし付加価値を付けられた(つまり精製された)石油製品は輸出して良いことになっています。

今回、OKが出た「ウルトラ・ライト」は伝統的な意味での最終製品ではないけれど、ある程度処理されているとみなして、許可したわけです。

このような、ある程度処理されている「ウルトラ・ライト」級の原油は、ウォールストリート・ジャーナルの記事によれば70万バレル/日程度しか無いそうです。

BPの2014年版スタティスティカル・レビューによると去年の米国の原油生産は1千万バレル/日でした。

すると今回のような「抜け道」を利用できる輸出可能原油は全体の7%ということになります。