以前に紹介した営利大学、コリンシアン・カレッジ(ティッカーシンボル:COCO)は社内経営会議で「皆からスルーされ、自分に自信の無い、自分で人生設計すら立てられない、にっちもさっちもいかない若者を狙い撃ちにせよ」と号令をかけたことで知られています。

このような強引な生徒獲得手法がカリフォルニア州検事総長、カマラ・ハリスの逆鱗に触れ、同社は連邦奨学金制度へのアクセスを制限されています。

このためコリンシアン・カレッジの株価は年初来-84%下落しており、現在は27.3¢という、倒産を織り込んだ価格で取引されています。ひょっとすると同社の命は、あと数日かも知れません。

若し同社が閉校すると、同社と同様の経営姿勢の営利大学も次々に資本市場から見放され、連鎖倒産する可能性も出てきました。

若しそうなった場合、この問題は単に営利大学にとどまらず、経営が不健全になっている中途半端な規模の非営利大学にも飛び火しかねない状況です。

「気が付いたら、母校が無くなっていて、連邦奨学金制度の借金だけが残った」という悲惨な卒業生が大量に発生するリスクがあるわけです。

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