今日、6月の求人労働移動調査(JOLTS: Job Openings and Labor Turnover Survey)の結果が米億労働省から発表されました

それによると6月末の時点で、467.1万人の求人があり、5月の457.7万人を超え、2001年2月以来、過去13年で最も高い水準に達しました。

1

言い換えれば求人数はリーマンショック前の高値を更新したのです。

またより良い職を求めるため自発的に会社を辞めるひとも253万人に達しました。これは2008年6月以来で最も高い水準です。

かねてからイエレンFRB議長はJOLTSレポートを労働市場の健全性を測るうえでカギを握るデータポイントだと強調してきました。3月のスピーチで「今回のリセッションではキャリアアップを図るため会社を辞め、転職を模索する人の数が以前のリセッションにくらべるとハッキリと少ない。これは雇用環境が厳しいと労働者が考えていて、怖くて転職をしり込みしていることの表れだ」とイエレン議長はコメントしましたが、もうそのような所謂、アンダーエンプロイメントの議論は当てはまらなくなりつつあるということです。

このデータを見た12日の株式市場には一瞬、激震(jolt)が走りました。なぜならFRBがいよいよ利上げを検討することが「待ったなし」になったという認識が生まれたからです。