昨日はマネックス証券主催の米国株セミナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。セミナー中に皆さんのご質問に答えきれなくて、ごめんなさい。

以下、皆さんからのご質問にお答えしておきます。(敬称は略させて頂きます)


Q:madamou
google ですが、今もこれからもイノベーションの中心となる企業であり、株も有望と思いますが、あまりぱっとしません。今後の見通しをお教えください

A:中期的な展望は良いと思います。先に調査会社コムスコアが行ったモバイル・アプリのユーザー調査でもユーチューブ、グーグルプレイ、グーグルサーチ、グーグルマップ、Gメールなど上位に多数入っていますし、今後はユーチューブのマネタイゼーションが加速すると思われるからです。2015年のコンセンサスEPSは$31.57でそれに基づく株価収益率は18.79倍で取引されています。特に割高だとは思いません。

Q:ping
相場の理屈からいうと、米国債の利回り上昇とダウの上昇が、一致しませんが、今までの常識が覆ったということなのでしょうか?

A:長期金利は巨視的に見ると余り動いていません。その一方でS&P500の利益は+7%程度で伸びてゆくと思われます。余り金利環境が急変しないという前提に立てば、マーケットがじり高を辿っているのは不思議ではないと思います。

Q: sept
GOPROはどうでしょうか?新機種発表に期待しているのですが

A:新製品に関しては特に何も聞こえてきません。この前の決算は無難でした。

Q:アプリコット
アリババが上場されたら、買いですか?

A:数字的にはアリババはピカピカですね。初値レンジがわからないので「買い」かどうかは何ともお答えできません。IPOのロードショウを観てから、またコメントします。

Q:plala
検索ならウクライナが収束した後のYNDXなんかが狙い目?

A:ヤンデックス(YNDX)は「ロシアのグーグル」と言われる銘柄です。業績はしっかりしています。地政学的な緊張が緩和すれば買われると思います。

Q:fujita
サファイアの話がありましたがGTAT株はどうなると思われますか?

A:若しiPhone6Lにサファイアが搭載されるのならば、もう一度買い直される場面もあるでしょうね。因みに生産は遅れ気味だというのが市場での評判です。

Q:norikai
MSFTはどうでしょうか?

A:この前の決算は良かったです。企業からのPCの買い替え需要の恩恵をこうむっています。株価評価的にはまだまだ安い(=2015年のEPSに基づきPERは14.19倍)ので、過熱しているとは思いません。

Q:ping
年内のユーロ・ドルの水準の予想を教えてください。

A:ずっと下だと思います。

Q:fny
マクドナルドについてどうかんがえていらっしゃいますか?配当利回りは魅力的だと思いますが。

A:バリュー投資家なら一考に値する水準だと思います。

Q:takeko
カジノ株が落ちてますがなぜでしょう?

A:マカオにおけるハイローラー(=大きく賭ける人たち)のマーケットが中国政府からの行政指導もあり伸び悩んでいるからです。あとアメリカでは深刻なカジノの供給過剰が起きています。

Q:yuumin
リンクドインを中長期でと思いますが、どうでしょう?

A:このところ調子を取り戻しています。

Q:bell
アップルは相場が8割でき上がりとのお話でしたが、いつ頃 買うとよいのですか?

A:9月9日のアップル・イベントに向けた、短期の値幅取りを試みる投資家は多いと思うので、それに乗る方法があると思います。あとは新製品の魅力次第ですね。

Q:Sakujirou
BIDU EBAY MELI 等は将来需要がありどうでしょうか?

A:バイドゥ(BIDU)は未だ成長余地が大きいと思います。総広告売上高に占めるモバイル比率は30%程度で、これは今後上昇すると思われます。バイドゥのモバイル向け各種アプリはユーザーによく浸透していると思います。イーベイ(EBAY)はペイパル部門が好調です。ネット上でのペイメント(支払)ソリューションは今後も成長が期待できる分野です。メルカドリブレ(MELI)については最近しばらく調べていないので、また機会があれば研究してみます。

Q:hiromitsu
以前、モメンタム投資では、8%で損切りをお勧めされていましたが、XOMのようなバリュー投資でも同じ様に損切りしたほうがよいのでしょうか?

A:損切りしないでください。モメンタム投資は、そもそも業績をてがかりに買うのではなく、チャートを手掛かりにしているので、下げ始めたら株価を支えるファンダメンタルズ的根拠がありません。これとは対照的にバリュー投資はそもそも安くて、そこに価値があると思うから買うわけであって、その買い理由は株価がさがることで壊れません。

Q:deta
米株に押し目はくるでしょうか?

A:9月は普通、相場が荒れることで知られています。レーバーデイ明けの9月2日の立会では、場味をよく観察してください。この日を境に、相場つきがガラッと変わることが極めて多いです。最近ではリーマンショックが起こった2008年のレーバーデイ明けのギクシャクした相場が思い出されます。

Q:うきは
エクソンは今が底値ともていいですか?ロシアやエボラで問題を抱えているようですが?

A:今が底かどうかは、わかりません。確かにエクソンは近年、ロシアへの投資を増やしています。ただ全体から見れば取るに足らないです。

Q:bell
米国株、ソロスのプットのうわさがありますが、10月頃に大きな調整がありそうですか?

A:ソロスの意図はよくわかりません。季節的にはこれからは注意を要するシーズンになります。

Q:nousuke
COHの上値目安は

A:今はそもそも底入れしていないので、先ずそれを確認したいと思います。財務的にはピカピカの会社です。ただ昨日のセミナーでも説明しましたが、いまハンドバッグはものすごく競争が激化していて、猫も杓子もハンドバッグだけを売ろうと意気込んでいます。こういう時は余り業績は回復しないのではないでしょうか?

Q:wakuwaku
sbuxとgmcrは競合するのでしょうか、アメリカでのコーヒー市場の状況をききたいです。

A:余り心配する必要は無いと思います。強いて言えばシングル・サーブのコーヒー・マシンは今過熱気味になっていて、過当競争が心配です。

Q:もるもっと
日本のディズニーも好調ですが本場のディズニーはどうでしょうか?

A:好調です。特に映画部門、コンシュマーグッズ部門が良いです。

Q:yuumin
金利引き上げで、モメンタム銘柄も含めて一旦かなり下げますか?

A:一回は、利上げに敬意を表して下げるのが自然だと思います。過去は必ずそうでした。

Q:corira
South Parkでも有名なRed Robsterを売って身軽になるDarden Restaurants(DRI)の見通しは如何でしょうか。配当利回りが良く、長期保有も魅力的だと思いますが。

A:ダーデンは、いろいろ問題を抱えていますね。傘下のどのブランドもフレッシュさを感じさせないので、テコ入れには相当時間がかかると思います。

Q:misago
IBMはどうでしょうか?

A:特に妙味は感じません。

Q:hiromitsu
vzはどうでしょう?

A:NISA口座などで買ったままに放置するには適した銘柄だと思います。

Q:keiko
米国REITの見通しをお聞かせください。

A:2014年上半期のこのセクターのパフォーマンスはまずまずでしたね。稼働率は高いですし、賃貸料も強含んでいます。今後景気が回復するにつれ、これらの数値はもっと改善する余地があります。新規物件の建設は比較的少ないので供給が払底しています。ショッピングモールのREITは今後小売売上が伸びるとそれに応じて業績が伸びると思われます。大手の中には自社のポーフォリオを括り直し、一部をスピンオフする会社もあります。

Q:4835538
消費でしたら、Wal-MartやTargetもいいと思いますが、いかがでしょうか?

A:ターゲットはクレジットカード個人情報の漏えい問題以降、かなり業績を落としており、いまだに回復できてません。ウォルマートは良くも悪くもないと思います。

Q:78504479
アリババのIPOの当日、マネックスで購入できますか?

A:これはマネックス証券の方に訊いてみて下さい。僕にはわかりません。でもたぶん上場初日からトレードできるようになると思います。

Q:ブルーベルズ
3Dシステムズとセルジーンはどうでしょうか?

A:3Dシステムズはライバルのストラタシスに比べると決算がいまひとつでしたね。セルジーンは良いと思います。

Q:plala
MYGNは何でこんなに割安なんですか?

A:そもそも診断ツールの会社は一般に株価評価が低いです。また技術そのものが陳腐化する恐れもあります。数社が新規参入していますので、価格体系が崩れるリスクもあるかも知れません。それを断った上で、割高感はありませんね。

Q:キムラヤスオ
プラクセアーって情報少ないです。長期的にどうでしょうか?

A:良い会社だと思います。既存拠点売上高はプラスで推移しています。エネルギー、化学、金属関係の顧客からの引き合いが増えています。出荷ボリューム、価格ともに前年より増えています。業績には安定感がありバランスシートもまずまずです。配当は安全です。

Q:Sakujirou
バークシャハザウェイは、今後もバフェツトさんが引退したとしてものびそうですか?

A:それはこの株の最大のリスクです。

Q:ふーさん
LEDランプのCree Inc は先行きどうでしょうか

A:良いと思います。新製品の廉価なLEDは消費者から歓迎されています。LEDの消費者への浸透という点では、かなり見通しが立ちました。その一方で生産コストをどう下げてくるか?と言う問題に関しては未だ改善余地があります。

Q:tamazo
ECRIインデックスが最近下降していますが問題はありませんか?

A:特に問題ないと思います。