今日、格付け機関ムーディーズが日本の政府債務格付けをこれまでのAa3から一段階格下げし、A1としました。

大手格付け機関による日本の政府債務格付けの格下げは2年ぶりです。その大手とはムーディーズ、スタンダード&プアーズ(S&P)、フィッチの三社になりますが、格付けの表記の仕方が違うので、対比表を下に掲げておきます。なお赤字が現在の日本の格付けです。

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さて、今回ムーディーズは日本の格付けを引き下げるにあたり:

財政赤字削減目標の達成可能性に対する不確実性の高まり
デフレ圧力下での成長促進策のタイミング、有効性への不確実性
中期的な利回り上昇リスクの高まりと債務負担能力の低下


を理由としています。

なお今後の見通しは「安定的」としています。

今回のムーディーズによる格下げは、マーケット参加者にとってはミニ・サプライズだったと思います。このように予期せぬことが起きた場合、トレーダーはとりあえずこれまでの勝ちポジションの利確に走ります。するとこれまで上手く回転が効いていたストラテジー(例:ドル・ロング)が反転する可能性があるわけです。