ニューヨークに本拠を置くハンバーガー・チェーン、シェイク・シャック(ティッカーシンボル:SHAK)が米国証券取引委員会(SEC)に上場申請書類(S-1)を提出しました。

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(出典:ウィキペディア)

ハンバーガー・チェーンでは11月中旬にカリフォルニア州サンタバーバラを発祥の地とするハビット・レストランツ(ティッカーシンボル:HABT)がナスダックに株式を公開し、80%近く株価が上昇したばかりです。

ハビットがカリフォルニア風のフレッシュで軽いハンバーガーを目指している一方で、シェイク・シャックはグルメ・レストランのDNAを継承しています。それというのも創業者のダニエル・マイヤー会長とランディ・ガルッティCEOはユニオン・スクエア・カフェグラマシー・タヴァーンなどを展開するユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループ(USHG)のオーナーだからです。

シェイク・シャックは2001年にマンハッタンのマディソン・スクエア・パークにオープンしたホットドッグ・スタンドがルーツとなっています。その後、ニューヨーク市の公園・リクリエーション局がマディソン・スクエア・パーク内に恒久的なキオスクを設置する許可を出し、その後、ハンバーガーとシェイクを中核とするハンバーガー・チェーンの展開を始めました。

オーナーがニューヨークで最高級に属するレストランを成功させた人たちであることから、シェイク・シャックも味にとてもこだわりを持っています。誤解を恐れずに言えば、「スターバックスのハンバーガー版だ」と言えるでしょう。従って価格設定は高めです。

現在はニューヨーク州に15店舗の他、ワシントンDCに4店舗、フロリダ州に4店舗、ペンシルバニア州に3店舗など、米国内に合計36店舗を展開しています。またニューヨークは外国からの観光客が多いので、シェイク・シャックの評判は海外にも瞬く間に広がり、その関係で早くから海外展開にも積極的です。現在はアラブ首長国連邦に10店舗、クウェートに6店舗、ロンドンに1店舗など27店舗展開しています。これらを合わせたグローバルでの総店舗数は63店舗です。

シェイク・シャックはカルト的なライフスタイル・ブランドになりつつあり、ニューヨークの店舗は、どこも長蛇の列が出来ています。ハビットがヘルシーで、軽く、炭焼きグリルの香ばしいハンバーガーをセールスポイントとしているのに対して、シェイク・シャックのハンバーガーは分厚く、脂が乗っており、ずっしりとした満足感があります。

シェイク・シャックの新規株式公開の幹事構成はウォール街のお膝元とあってJPモルガン、モルガンスタンレー、バークレイズ、ゴールドマンサックス、ジェフリーズ、ウイリアム・ブレアー、スタイフェルという豪華な顔ぶれになっています。

たぶんホット・イシューになると思います。