鳴り物入りで首相に就任したインドのナレンドラ・モディ政権が、今日、予算を発表しました。これはインドの経済改革の具体的なロードマップを示す、大事なイベントで、投資家も手ぐすね引いて待ち受けていた発表です。しかし……

ふたをあけてみると、予算の内容は「大跳躍」とは程遠い、小手先のウインドウ・ドレッシングばかりで、がっかりさせられる内容でした。

投資家が望んでいたことは非効率な国営銀行の民営化や補助金の廃止、複雑になりすぎた消費税をスッキリさせるなどの改革です。

これに対して今回予算に盛り込まれたのは、道路建設の予算を増やすとか、防衛費を増やすとか、新鮮味に欠けることばかり。

インド経済はエネルギーを輸入に依存し、しかもエネルギーに政府が補助金を出している関係で、最近の原油安でものすごくラッキーしました。これを新時代の幕開けと勘違いしている投資家が多いです。

そのメッキが剥げ始める時期は近いと思います。