昨日、ニューヨークのイーストビレッジでガス爆発が起き、大火事になりました。この事故で一つのビルは倒壊し、隣のビルが延焼しました。どうやらレストランの改装工事をしていたときに建設作業員がガス管を打ち抜いてしまったことが原因らしいですけど、ハッキリしたことは未だわかっていません。

この火災が発生すると、近隣のビルの住人は一斉に外へ飛び出し、あたりはカオス状態になりました。

ところが、テレビのニュース報道より早く、そのライブ映像の実況が、ライブ映像実況アプリによって拡散されたために、このメディアの威力が強烈に印象付けられることになったのです。それらのライブ映像実況アプリとは、ツイッターのペリスコープ(Periscope=潜望鏡の意味)と、ライバルのミアキャット(MeerKat)です。

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ミアキャットは先のSXSWで話題を呼びました。このためライブ映像実況アプリとして独走態勢に入るか? と思われたのですが、今週からツイッターがペリスコープを実装したことによって、あっという間にペリスコープがミアキャットと互角のシェアを取りました。

ペリスコープの場合、ツイッターの既存ユーザーベースに対してサービスがライブになったことを告知するだけで新規ユーザーを獲得できるので、そのアドバンテージは絶大です。

さらにペリスコープはツイッターのタイムライン上で、そのままライブ映像の実況を再生できます。

これに対してミアキャットはリンク先のミアキャットのサイトに飛ばないといけません。これは使いにくいという声が出ています。

つまりミアキャットのリードは、ほんの数日でペリスコープに詰められてしまったわけです。



ペリスコープは、ツイッターの持つ速報性、拡散力を再びユーザーに印象付ける、たいへん親和性の高いサービスです。このためここ数日でツイッターは「影が薄くなった存在」から「今、最もホットなSNS」に返り咲きました。

ツイッターの課金戦略は、とても上手く行っています。また広告収入の成長率も、フェイスブックを遥かに上回っています

チャート的にも「紅茶カップ」を完成し、一段高態勢に入っています。

twtr

フェイスブックは未だライブ動画実況アプリを実装していないので(=これは直ぐにでも参入できると思うし、参入しなければいけないと思います)、思わぬ後塵を拝しています。