アップル(ティッカーシンボル:AAPL)のアップル・ウォッチは電磁誘導方式(magnetic induction)によるワイヤレス・チャージャーを採用しています。

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(出典:アップル)

ワイヤレス・チャージャーには電磁誘導方式の他に電磁共鳴方式(resonance)による方法があります。当面は電磁誘導方式の方が先に普及する気配を見せています。

ワイヤレス・チャージャー向けソリューションを出している会社はいくつか存在します。業界ぐるみで標準化が進められている(=Qiという名称です)ので、同じ方式を採用しているチャージャーなら、どのチャージャーからでも充電することが出来るようになります。

このことはワイヤレス・チャージャーのビジネスは薄利のコモディティ・ビジネスになることを意味すると思います。

数社ある関連銘柄のうち、いわゆるシングルチップ・ソリューション、つまりひとつの半導体の中に全てのワイヤレス・パワーの制御機能を盛り込んだものを出しているのはインテグレーテッド・デバイス・テクノロジーズ(ティッカーシンボル:IDTI)のみです。

ワイヤレス・チャージャーはスマホやウェアラブルのような小さいデバイスに組み込まれる必要があるため、部品点数が少ない事が要求されます。

IDTIは過去4回の四半期決算でいずれもポジティブ・サプライズを出しました。EPSは去年の実績が50¢、今年の予想が89¢、来年の予想が$1.08となっています。来年の予想に基づき約19倍の株価収益率で取引されているわけです。

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