このところブラジルは世界の投資家から忘れ去られた存在になっています。

Market Hackはペトロブラスの再国有化が発表されたとき、それを痛烈に批判しました。ちょっと景気が良くなるとすぐ調子に乗って国際投資コミュニティを甘く見るような、横着なことをするのは、昔からのブラジルの悪いクセです。

案の定、ブラジル経済はペトロブラスを再国有化した頃を境におかしくなり、今は全くいいとこなしです。

しかしリオデジャネイロ五輪を来年の8月に控え、投資家の期待がゼロになっているブラジル株式市場には、妙味があります。

下はマーケット・ベクトル・ブラジル小型株ETF(ティッカーシンボル:BRF)のチャートです。

BRF

同ETFはブラジルの小型株に特化しています。

ブラジルにはEWZという大型株を中心としたETFもあるのですが、僕はそちらのETFは嫌いです。なぜならバーレなどの輸出型企業が多く組み込まれているからです。

中国経済がスローダウンしている今、それに振り回されやすいブラジルの輸出株を買うメリットはありません。

それに比べてマーケット・ベクトル・ブラジル小型株ETF(BRF)は内需中心です。株価収益率は11倍、全部で79銘柄が組み込まれており、セクター的には消費循環(34.5%)、金融(15.4%)、工業(13.6%)、公共(13.3%)などが中心です。