ファッション雑誌各誌の9月号の広告頁数が、前年比で大幅に減っていることがわかりました。

ブログ、ファッショニスタによると、今年のヴォーグ9月号の広告頁数は前年比-16頁の615、インスタイルは-171頁の314、エルは-26頁という具合です。主力9誌の合計は2013年の2,926頁、2014年の3,055頁に比べ、今年は2,819頁(-236頁)でした。

ファッション雑誌の9月号は、新学期(バック・ツー・スクール)セールからクリスマス商戦へとつなげる、ファッション業界にとって重要なイシューです。その関係で、毎年、各社は激しい営業攻勢をして広告取りに奔走します。

ウォール街では、これらのセプテンバー・イシューの分厚さが、専門店株の先行指標だと考えられています。

その意味では、思わぬ落ち込みを見せた今年のセプテンバー・イシュー広告頁数は、不吉な兆しと言えます。

なお、ファッション業界は近年、ソーシャルメディアなどのデジタル・チャンネルに広告費を割り振り始めているので、それが影響している可能性も排除できません。

例年だと各社が競って「今年の広告頁数は、何ページだった!」と言う風に自慢し合うのですが、今年はコンデナスト、ハースト、タイム・インクの各社が公表を控えました。そのことからも、今年の広告頁数を各社が不本意に思っていることが察せられます。

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