2016年の相場に関して僕が考えていることをまとめておきます。
まず米国株は+8%程度のパフォーマンスを予想しています。指数で言えば:

ダウ工業株価平均指数の目標値は18,820
S&P500指数の目標値は2,207


という感じです。

ドル/円は3%のドル安を予想しています。

目標値は117


当面のコア・ホールディングは、引き続き「オールド・エコノミー+ノスタルジア」銘柄だと思います。これは去年の10月に「マーケットは二番底を成功裡に試したので、出動してください」と言った時に示した銘柄群で、具体的にはゼネラル・エレクトリック(ティッカーシンボル:GE)

ge

デュポン(ティッカーシンボル:DD)

dd

ダウ・ケミカル(ティッカーシンボル:DOW)

dow

エクソン・モービル(ティッカーシンボル:XOM)

xom

そしてマクドナルド(ティッカーシンボル:MCD)

mcd

です。

このへんの銘柄は全て継続保有でOKだと思います。

2016年のある時点で(=さすがに今ではないと思いますが)、工業、素材、エネルギー株の強烈な戻り相場があると思います。

そう考える理由は「相場は、変遷してゆくもの」だからです。

去年までの相場はネット株やバイオ株を持っていればOKでした。でも今年はそれが終わると思っています。その場合、機関投資家は何処か新しいところへ資金を移動しなければいけなくなります。利上げ出来るほど景気は強いのだから、市況株が買われて当然です。

2016年は米国経済が、去年より強くなるだけでなく、欧州経済も、回復基調になると思います。

中国経済の鈍化は多くの人が指摘するところですが、「崩壊」ではなく、ゆっくりとした減速になると思っています。素材株は、中国経済のクラッシュを織り込んだ値段になっており、悲観的過ぎます。

2015年はM&Aがたいへん活発な年でした。なかでもアクティビスト投資家にけしかけられて、企業がM&Aに逃げる…というパターンが、たいへん多かったです。これは1980年代後半以来の現象です。ことしもそれが継続すると思います。

アクティビスト投資家のターゲットにされるのは、オールド・エコノミーの企業が多いです。もちろん、ヘルスケアなどでもヴァレアント(ティッカーシンボル:VRX)の例のごとく、それを試すアクティビスト投資家は居るわけだけど、失敗に終わるケースが多いように思います。