1月5日、フィットビット（ティッカーシンボル：FIT）が急落しました。

FIT

その原因はカリフォルニア、コロラド、ウィスコンシン州の消費者が同社を相手取って集団訴訟を起こしたためです。

原告を代表するのはサンフランシスコの弁護士事務所、リーフ・カブレイサー・ハイマン＆バーンスタインLLPです。

訴状によれば同社の「チャージHR」ならびに「サージ」は、心拍数を正確に測ることが出来ず、広告に偽りがあるとするものです。

この消費者詐欺集団訴訟では、今後の関連製品の販売の差し止めを求めるとともに、これまでにフィットビットの心拍数モニター・デバイスを購入した全ての顧客を対象とし、経済的ダメージの補償を求めています。

この訴訟の行方は未だどうなるかわかりませんが、フィットビットの性能に疑惑が生じるという意味では、訴訟の帰趨に関係なく、同社のレピュテーションは損なわれると考えた方がよさそうです。