米大統領選に向けたアイオワ州党員集会(=コーカス)まであと1週間になりました。アイオワのコーカスは候補指名争いの実質的なスタートを意味します。

コーカスでは民主党、共和党の党員たちが町内の公民館のような集会場に集まって、自分たちの代表を決めます。

アイオワ州は1972年以降、最初にコーカスが行われる州となっています。

現在の全米の世論調査では共和党はドナルド・トランプ氏が、民主党はヒラリー・クリントン氏がリードしています。

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ただ全米の世論調査とアイオワ州コーカスでの得票は、かならずしも一致しないと思われます。

なぜなら全米の世論調査ではTVなどでの露出が人気の決定要因になりますが、コーカスでは実際に運動員が足を使って投票権を持つ党員を説得して回り、コーカス当日にその候補に票を投じてもらうまでフォローする必要があるからです。

このため、1週間後のコーカスを控えて、いまごろはアイオワ州内に運動員が広く展開していなければいけないのです。

しかしトランプ陣営は、そのような草の根の選挙活動を殆ど行っていません。

リアルクリアポリティクスによれば、アイオワ州での意識調査に限って言えば、トランプの支持率32.2%に対し、テッド・クルーズの支持率は27.0%と、ほぼ拮抗しています。

一方、民主党のアイオワ州での意識調査ではクリントン49.0%に対し、バーニー・サンダース41.8%となっています。

現時点でのMarket Hackのドタ勘では、2016年の大統領選挙はテッド・クルーズとヒラリー・クリントンの一騎打ちになると思います。