アルセロール・ミッタル(ティッカーシンボル:MT)は2006年にミッタル・スチールとアルセロールが合併して出来た製鉄会社です。

同社は19か国に展開しており54の製鉄所を持っています。総従業員数は20万9千人です。

同社は米州、アフリカ、ヨーロッパでは最大の製鉄会社です。旧ソ連圏では第5位です。

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アルセロール・ミッタルは特に自動車向けの鉄鋼に強いです。

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自動車向けでは世界のマーケットシェアの17%を占めています。

世界の鉄鋼株は去年、今年と低迷しました。その一因は中国がダンピング価格で粗鋼を輸出しているからです。

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これについては先週、米国がダンピング課税を強化することを決めています。中国は殆ど儲からないような利幅で粗鋼を生産しています。

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今年は大統領選挙の年であり、中国からの輸入に対する候補者のレトリックは、だんだん過激になっています。言い直せば、鉄鋼株は「トランプ恩恵銘柄」だということです。


2011年以降、アルセロール・ミッタルは負債の軽減に努めています。

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設備投資額も絞り込んでいます。

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負債の圧縮と、折からの低金利で、同社の純金利費用は縮小しました。

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純負債対EBITDA比率は2.8倍です。

ハッキリ言って、同社の一株当たりの業績のチャートは、汚いです。

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