現在の僕のスタンスをまとめておきます。(変更は、ありません)
まず大局観として2016年はドル安を見ています。
次にドル安局面ではドル建てで取引される原油やゴールドが上昇しやすいです。
同じくドル安局面ではアメリカの投資家は投資資金を新興国へ向け始めることが知られているので、とくにアメリカの投資家と親和性の高い南米が人気化しやすいです。
バイオテクノロジーは薬価の問題が圧し掛かっているのでビジネス・モデルが崩壊する企業が続出しています。
今年はバイオテクノロジー株は避けた方が良いでしょう。
ハイテク・セクターのイノベーションの欠如は目を覆わんばかりです。ユニコーン企業は放埓に経営されている企業ばかりが上場できずに残っています。投信などの「トラベラー投資家」が未公開株にべらぼうな株価評価で投資した残骸が、いま値洗いで大きな評価損を出すことを強いられています。
これらのことから投資家がハイテク株を見る目は、とても厳しくなっています。
今年はハイテク・セクターは、避けた方が良いでしょう。
低金利の折、高配当株に投資家の人気が移っています。ただ、配当が高すぎる(=6%以上)銘柄は、減配リスクや倒産リスクなどがあり、警戒する必要があります。ちょうどいい配当利回りは3%~5%です。場合によっては2%台の配当でも十分魅力的だと思います。
大事なことは(なぜこの会社は魅力的な配当が出せているのか?)という、配当の源泉パワーが容易に理解できること、そしてそれが奇をてらった手法(REIT、MLPなど)ではなく、自然なビジネスの中から稼ぎ出されていることです。
銘柄的には、いつもの繰り返しになりますが、「オールデイ・ブレックファスト」でターンアラウンド中のマクドナルド(MCD)が良いと思います。

エクソン・モービル(XOM)は広瀬家の家訓で「売ってはいけない銘柄」に指定されています。化学部門がガンガン稼いで、川上部門の不振を補っています。

ゼネラル・エレクトリック(GE)は下半期に発電機の大型商談が続々成立すると予想しています。自社株買戻しも活発です。

ダウ・ケミカル(DOW)はデュポン(DD)と合併する予定です。合併が完了すれば、直ちに3つの企業に分かれる予定です。

アルコア(AA)は高付加価値部門アルコニックと川上部門アルコアの2社に分社化される予定です。アルミニューム需要は2016年下半期からピックアップすると思われます。

アルセロール・ミッタル(MT)は製鉄大手です。3月のライツイシューを楽々消化しています。

トランスオーシャン(RIG)はオフショア石油リグ大手です。現在は休止しているリグが多いですが、マージンは健全で、バランスシートは強固です。

シュルンベルジェ(SLB)は石油サービス・セクターの代表企業です。ビジネス・サイクルは、今が大底だと思います。

バリック・ゴールド(ABX)は生産コストを圧縮中です。またバランスシートの改善も著しいです。

新興国ではブラジルETF(EWZ)が良いと思います。ルウセフ大統領の罷免への期待で上昇しています。

まず大局観として2016年はドル安を見ています。
次にドル安局面ではドル建てで取引される原油やゴールドが上昇しやすいです。
同じくドル安局面ではアメリカの投資家は投資資金を新興国へ向け始めることが知られているので、とくにアメリカの投資家と親和性の高い南米が人気化しやすいです。
バイオテクノロジーは薬価の問題が圧し掛かっているのでビジネス・モデルが崩壊する企業が続出しています。
今年はバイオテクノロジー株は避けた方が良いでしょう。
ハイテク・セクターのイノベーションの欠如は目を覆わんばかりです。ユニコーン企業は放埓に経営されている企業ばかりが上場できずに残っています。投信などの「トラベラー投資家」が未公開株にべらぼうな株価評価で投資した残骸が、いま値洗いで大きな評価損を出すことを強いられています。
これらのことから投資家がハイテク株を見る目は、とても厳しくなっています。
今年はハイテク・セクターは、避けた方が良いでしょう。
低金利の折、高配当株に投資家の人気が移っています。ただ、配当が高すぎる(=6%以上)銘柄は、減配リスクや倒産リスクなどがあり、警戒する必要があります。ちょうどいい配当利回りは3%~5%です。場合によっては2%台の配当でも十分魅力的だと思います。
大事なことは(なぜこの会社は魅力的な配当が出せているのか?)という、配当の源泉パワーが容易に理解できること、そしてそれが奇をてらった手法(REIT、MLPなど)ではなく、自然なビジネスの中から稼ぎ出されていることです。
銘柄的には、いつもの繰り返しになりますが、「オールデイ・ブレックファスト」でターンアラウンド中のマクドナルド(MCD)が良いと思います。

エクソン・モービル(XOM)は広瀬家の家訓で「売ってはいけない銘柄」に指定されています。化学部門がガンガン稼いで、川上部門の不振を補っています。

ゼネラル・エレクトリック(GE)は下半期に発電機の大型商談が続々成立すると予想しています。自社株買戻しも活発です。

ダウ・ケミカル(DOW)はデュポン(DD)と合併する予定です。合併が完了すれば、直ちに3つの企業に分かれる予定です。

アルコア(AA)は高付加価値部門アルコニックと川上部門アルコアの2社に分社化される予定です。アルミニューム需要は2016年下半期からピックアップすると思われます。

アルセロール・ミッタル(MT)は製鉄大手です。3月のライツイシューを楽々消化しています。

トランスオーシャン(RIG)はオフショア石油リグ大手です。現在は休止しているリグが多いですが、マージンは健全で、バランスシートは強固です。

シュルンベルジェ(SLB)は石油サービス・セクターの代表企業です。ビジネス・サイクルは、今が大底だと思います。

バリック・ゴールド(ABX)は生産コストを圧縮中です。またバランスシートの改善も著しいです。

新興国ではブラジルETF(EWZ)が良いと思います。ルウセフ大統領の罷免への期待で上昇しています。
