マーク・ファーバーは独創的な視点から相場を語るカリスマ投資家です。彼が言い当てたことの一部を書き抜いてみれば:
などになります。
これだけ当てているのは、結構、すごいですよね?
でもタイミング的には、ニクソン・ショックを言い当てた時のように「ドンピシャ」だったこともあれば、ドットコム・バブル崩壊の予言のように、なかなかそれが到来しないケースもありました。
だから「短期的には、まちがっていた」という風に評されることもしばしばあります。
曲がっている間は、同業者のみならずマスコミ関係者からも馬鹿にされます。
彼はスイス生まれなので、英語がちょっと訛っていて、そのコミカルな言葉の抑揚が(何言ってんだ、このオッサンは!)という侮蔑を受けやすい原因だと思います。
でも米国の投資週刊紙『バロンズ』の新春座談会のメンバーを長く務めたことからもわかる通り、出鱈目を言う人では決してありません。
僕は投資銀行時代、たくさんのアメリカの機関投資家を担当しましたが、その経験から言えば、バイサイドのCIOクラスには、マーク・ファーバーの熱心なファンが多いです。
マーク・ファーバーの投資レターは「The Gloom, Boom & Doom Report」というコミカルに韻を踏んだタイトルで、日本語に意訳すれば「ウツウツ、キャピキャピ、ボロボロ・レポート」くらいの意味です。
このレポートは日本ではパンローリングが翻訳しており「マーク・ファーバー博士の月刊マーケットレポート」という、実に味気ないタイトルにトーンダウン(笑)されています。
マーク・ファーバーのレポートは、よくありがちなクウォンツ的な切り口ではなく、叙述的であり、歴史観と景気循環論に立脚した、ある種、哲学的な読み物になっています。
「マーク・ファーバー博士の月刊マーケットレポート」

1971年のニクソン・ショックとその後のドル安
1987年のブラックマンデー
1990年の日本のバブル崩壊
2000年のドットコム・バブル崩壊
などになります。
これだけ当てているのは、結構、すごいですよね?
でもタイミング的には、ニクソン・ショックを言い当てた時のように「ドンピシャ」だったこともあれば、ドットコム・バブル崩壊の予言のように、なかなかそれが到来しないケースもありました。
だから「短期的には、まちがっていた」という風に評されることもしばしばあります。
曲がっている間は、同業者のみならずマスコミ関係者からも馬鹿にされます。
彼はスイス生まれなので、英語がちょっと訛っていて、そのコミカルな言葉の抑揚が(何言ってんだ、このオッサンは!)という侮蔑を受けやすい原因だと思います。
でも米国の投資週刊紙『バロンズ』の新春座談会のメンバーを長く務めたことからもわかる通り、出鱈目を言う人では決してありません。
僕は投資銀行時代、たくさんのアメリカの機関投資家を担当しましたが、その経験から言えば、バイサイドのCIOクラスには、マーク・ファーバーの熱心なファンが多いです。
マーク・ファーバーの投資レターは「The Gloom, Boom & Doom Report」というコミカルに韻を踏んだタイトルで、日本語に意訳すれば「ウツウツ、キャピキャピ、ボロボロ・レポート」くらいの意味です。
このレポートは日本ではパンローリングが翻訳しており「マーク・ファーバー博士の月刊マーケットレポート」という、実に味気ないタイトルにトーンダウン(笑)されています。
マーク・ファーバーのレポートは、よくありがちなクウォンツ的な切り口ではなく、叙述的であり、歴史観と景気循環論に立脚した、ある種、哲学的な読み物になっています。
「マーク・ファーバー博士の月刊マーケットレポート」
