金価格が心理的に重要な節目である1300ドルを超えました。今から金鉱株を買っても、大丈夫なのでしょうか?
僕は金鉱株の相場は未だ若いと思っています。
銘柄ですが、まず本尊ジョージ・ソロスがコアに据えているバリック・ゴールド(ティッカーシンボル:ABX)に言及しないわけにはいけません。

同社は世界最大の産金会社です。本社はカナダに置いています。その株式は主にニューヨーク証券取引所で取引されています。また決算は米ドルで出しています。
この会社はピーター・ムンクという、とてもソロバンの立つ経営者によって長いこと経営されていました。面白いのは、同社が本当に業容を拡大したのは、1970年代のコモディティ・ブームが終わった後だということです。
当時、ダラダラ安を続けるゴールドを先物でどんどん売りつなぎ、他社より少し有利なキャッシュフローを背景に、どんどん買収を繰り返し、それで大きくなったというわけです。
このように同社は本業よりもフィナンシャル・エンジニアリングの策を弄して成長しているというイメージから、頑固な金鉱株ファンからは毛嫌いされることも多かったです。
ただ同社の保有する金山は、どこも優良な資産であり、ピーター・ムンクが退いた後、新しい経営陣は現場主義を導入し、徹底的なコスト管理を行っています。今年の採掘コスト(AISC)は平均して1オンス当たり800ドル前後を計画しています。つまり金価格1300ドルなら、500ドルの粗利となるわけです。
次にニューモント・マイニング(ティッカーシンボル:NEM)を紹介します。

同社はアメリカ最大の産金会社です。同社の鉱山も優良な資産ばかりです。採掘コストは、1オンス当たり約900ドルです。
ハーモニー・ゴールド・マイニング(ティカーシンボル:HMY)は$2.30の頃から紹介していますが、いま株価は$3.80にまで騰がってきています。まだ安いと思います。

同社は南アフリカ第3位の産金会社ですが、米国預託証券(ADR)が出ており、ニューヨークで取引されています。採掘コストは1オンス当たり950ドルです。
同社はいずれパプア・ニューギニアにあるゴルプという大きな金山を開発することになると思いますが、今は試験的な採掘のみであり、本格生産するためには莫大な設備投資が必要です。含み価値は大きいし、無借金経営なので、M&Aのターゲットになる可能性もあります。
僕は金鉱株の相場は未だ若いと思っています。
銘柄ですが、まず本尊ジョージ・ソロスがコアに据えているバリック・ゴールド(ティッカーシンボル:ABX)に言及しないわけにはいけません。

同社は世界最大の産金会社です。本社はカナダに置いています。その株式は主にニューヨーク証券取引所で取引されています。また決算は米ドルで出しています。
この会社はピーター・ムンクという、とてもソロバンの立つ経営者によって長いこと経営されていました。面白いのは、同社が本当に業容を拡大したのは、1970年代のコモディティ・ブームが終わった後だということです。
当時、ダラダラ安を続けるゴールドを先物でどんどん売りつなぎ、他社より少し有利なキャッシュフローを背景に、どんどん買収を繰り返し、それで大きくなったというわけです。
このように同社は本業よりもフィナンシャル・エンジニアリングの策を弄して成長しているというイメージから、頑固な金鉱株ファンからは毛嫌いされることも多かったです。
ただ同社の保有する金山は、どこも優良な資産であり、ピーター・ムンクが退いた後、新しい経営陣は現場主義を導入し、徹底的なコスト管理を行っています。今年の採掘コスト(AISC)は平均して1オンス当たり800ドル前後を計画しています。つまり金価格1300ドルなら、500ドルの粗利となるわけです。
次にニューモント・マイニング(ティッカーシンボル:NEM)を紹介します。

同社はアメリカ最大の産金会社です。同社の鉱山も優良な資産ばかりです。採掘コストは、1オンス当たり約900ドルです。
ハーモニー・ゴールド・マイニング(ティカーシンボル:HMY)は$2.30の頃から紹介していますが、いま株価は$3.80にまで騰がってきています。まだ安いと思います。

同社は南アフリカ第3位の産金会社ですが、米国預託証券(ADR)が出ており、ニューヨークで取引されています。採掘コストは1オンス当たり950ドルです。
同社はいずれパプア・ニューギニアにあるゴルプという大きな金山を開発することになると思いますが、今は試験的な採掘のみであり、本格生産するためには莫大な設備投資が必要です。含み価値は大きいし、無借金経営なので、M&Aのターゲットになる可能性もあります。