昨日、スポットのウラン価格が10%近く上昇しました。その理由はカザフスタンの政府系ウラン企業、カズアトムプロムが減産すると発表したからです。

同社の減産幅は去年の生産高の10%前後、世界の供給量にして3%に相当します。

ウランのスポット価格は日本での原子炉の相次ぐ休止にともない供給過剰となり、2016年初頭の35ドルから年末には18ドル付近まで下がっていました。しかし現在は24ドルまで反発しています。

ウランの大部分はスポット取引ではなく長期契約で購入されます。その意味ではスポット市場の値動きは、あまり関係ないとも言えます。

ただスポット価格の上昇は心理的にカメコ(ティッカーシンボル:CCJ)などの関連銘柄にとってプラスに働きます。

現在、世界には450基の原子炉があります。日本のように原子炉を休止する国もありますが、これから新しく原子炉を作る国もあります。原子炉は計画してから建設、稼働まで、何年もかかるため、将来、どれだけ原子炉が建設されるか? の需要予想は比較的立てやすいです。炉数は2025年にかけて497基に増えると見られています。

CCJ

【関連する記事】
カメコは世界最大のウラン生産会社