ドイツ銀行(ティッカーシンボル:DB)の第4四半期決算は様々な損金計上を含んでおり、19億ユーロの赤字でした。因みに2015年第4四半期は赤字の21億ユーロでした。売上高は予想72億ユーロに対し71億ユーロでした。売上高成長率は前年比+6%でした。

今期損金計上された項目には、英アビーライフ売却に伴う実現損の発生(10億ユーロ)、訴訟費用(16億ユーロ)、リストラ費用(1億ユーロ)が含まれています。資産売却(8億ユーロ)による一時利益がそれを一部相殺しました。

グローバル・マーケッツ部門売上高は前年比-3%の15億ユーロでした。

債券セールス&トレーディング・ビジネス売上高は、前年比+11%の13.8億ユーロでした。とりわけ米国のクレジット・ビジネスが好調でした。またアジア太平洋地域、ならびにFXも良いパフォーマンスでした。

株式セールス&トレーディング売上高は前年比-23%の4.28億ユーロでした。顧客の売買の低迷が去年実績を大幅に下回った主因です。エクイティ・デリバティブは好調でした。

コーポレート&投資銀行部門売上高は18.07億ユーロ、利益は3.04億ユーロでした。去年同期は売上高が17.7億ユーロ、利益が3.1億ユーロでした。

プライベート&コマーシャル・クライアント売上高は-7%の12.3億ユーロでした。低金利、顧客活動の低迷が前年比割れの理由です。

コア・キャピタル・レシオは11.9%でした。これは前期の11.1%から改善しました。

コモン・エクイティー・ティアワン・キャピタルは427億ユーロ(-3%)でした。

TLAC(トータル・ロス・アブゾービング・キャパシティ)は1160億ユーロでした。

リスク修正資産(RWA)は390億ドル圧縮され、3580億ドルになりました。

DB