家計のやりくりに関するいろいろな情報を集めたサイト、スマート・アセットが「アメリカの大都市で楽に暮らせるためには、どのくらいの年収が必要か?」を調べました。

その調査方法ですが、まず全米の主要都市の2寝室アパートを賃貸したときの家賃を調べました。

次にその家賃が、無理なく暮らせる範囲内として一般に受け容れられている「家計所得の28%以内」という基準に収まるためには、夫婦合わせて年収がどれだけ必要かを逆算しました。

その結果が下のグラフです。

1

すると一番家賃が高いサンフランシスコの場合、年収2459万円なければ無理なく暮らすことは出来ないという調査結果が出ました。ちなみにサンフランシスコの平均家計所得は892万円です。つまりサンフランシスコで暮らすひとたちは家賃を払うため、他の支出を切り詰めているということです。

次にニューヨークを見ると楽に暮らすために必要な家計所得は1800万円ですが平均家計所得は693万円となっています。

ロスアンゼルスは必要家計所得1657万円に対し平均家計所得637万円、ボストンは必要額1376万円に対し平均家計所得787万円となっています。

つまりこれらの都市では「普通の住み方では、生活していけない」ということを示唆しているのです。

ミレニアル世代が学生寮生活の延長で、卒業後も友人たちと共同でアパートを借りて住むのは、このような必要性から生まれた生活の知恵なのです。