有権者の投票意向調査会社I&Oリサーチによると明日15日のオランダ第二院選挙で反EUを掲げる自由党(PVV)はわずか15議席しか取れない見込みです。

自由党はヘルト・ウィルダース氏によって率いられており、反イスラム、反EUを掲げています。12月の調査では33議席を獲得すると見られていた自由党ですが、ここへきて急速に勢いを失っています。

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(出典:ウィキペディア)

仮に自由党が第一党になった場合でも、定数150のオランダ第二院で過半数を獲得することは到底無理だと思います。

その場合、5~6政党が連立し、連立政権を作る工作をしなくてはなりません。

しかし自由党以外の政党は揃って「自由党とは組まない」ということを表明しています。

結局、オランダで政権を握ろうと思えば選挙で第一党になるだけではダメです。割拠する弱小政党をかきあつめ、多数派工作をする「根回し力」がモノを言います。

もしウィルダースの自由党が惨敗した場合、4月23日にフランスで行われる大統領選挙での極右政党、国民戦線(FN)を率いるマリーヌ・ル・ペン氏の人気にも影響を与えることが考えられます。