トランプ大統領が「税制改革を後回しにする」と発言しました。これは投資家がうすうす感じていた、残念なシナリオが、現実のものとなったことを意味します。

この発言はFOXのマリア・バーチュロモとのインタビューの中で出てきました。昨日夜、収録され、けさ、寄付き前に放映されるそうです。

その中でトランプは「下院共和党ヘルスケア・プランによって得られる節約が、税制改革法案の減税の原資になるのだから、それが無い事には税制改革法案が立てられない」と説明しました。

それでは下院共和党ヘルスケア・プランはいつ審議が再開されるのか? ということですけど、トランプ大統領は「期限は明言したくない」とお茶を濁しました。

トランプ政権は独自の税制改革法案を提示することを期待されていますが、それは未だまとまっていません。

当初、スティーブン・ムニュチン財務長官は「8月までに税制改革法案を成立させる」と豪語していましたが、税制改革はおろか、予算も、下院共和党ヘルスケア・プランも、何も出来ていないわけで、現時点では税制改革自体の実現可能性を疑ってかかる他、無いと思います。

【関連する記事】
トランプ大統領は「税制改革」への熱意を失った?