ネットフリックス(ティッカーシンボル:NFLX)の第1四半期決算はEPSが予想37¢に対し40¢、売上高が予想に一致する26.4億ドル、売上高成長率は前年比+34.7%でした。

「ハウス・オブ・カーズ(シーズン5)」の制作費用が当初予定されていた第1四半期から第2四半期へズレ込んだため、第1四半期の営業マージンは計画(7%)より高い9.7%でした。この関係で第2四半期の営業マージンは4.4%にとどまると予想されます。通年では7%を維持できると会社側では見ています。

また新番組が来期にズレ込んだ関係で、新規加入者増も予想を下回りました。第2四半期には、その分、新規加入者が増えると予想されます。

このような新番組のタイミングに絡み四半期加入者増にバラツキが見られる現象は、オンデマンド・ストリーミングの潜在成長力や加入者増の長期トレンドとは無関係です。

海外部門売上高は為替要因を除くと前年比+62%でした。平均単価(ASP)は+12%でした。また第1四半期は海外部門が初めて黒字転換しました。

2017年のマーケティング費用は10億ドルを見込んでいます。

アマゾンがNFLに参入したことに関しては、ネットフリックスは連続ドラマ制作に資金を投入した方がリターンは高いと考えています。

当面、営業マージンはゆっくり拡大させる考えで、むしろオリジナル番組にどんどん先行投資することで新規加入者を獲得することを優先したい考えです。

このためフリー・キャッシュフローはとうぶん赤字が続くと予想しています。第1四半期のフリー・キャッシュフローは-4.23億ドルでした。ちなみに2016年第4四半期は-6.39億ドルでした。2017年通年では-20億ドルのフリー・キャッシュフローを予定しています。

第1四半期の国内新規加入者数はガイダンス150万人に対し142万人でした。これで国内総加入者数は5,085万人になりました。ちなみに2016年第4四半期は193万人でした。

第2四半期は60万人を見込んでいます。(旧ガイダンスは50万人でした)

第1四半期の海外新規加入者数はガイダンス370万人に対し、353万人でした。これで海外総加入者数は4,789万人になりました。ちなみに2016年第4四半期は512万人でした。

第2四半期は260万人を見込んでいます。(旧ガイダンスは210万人でした)

国内・海外を合わせた総加入者数は9,875万人でした。第2四半期は1.02億人を見込んでいます。

NFLX

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