JPモルガン・チェース(ティッカーシンボル:JPM)の第2四半期決算はEPSが予想$1.59に対し$1.82、売上高が予想243.8億ドルに対し255億ドル、売上高成長率は前年比+4.6%でした。

有形自己資本利益率(ROTCE)は14%(去年の2Qは13%)、ティア1普通株式株主資本比率12.5%(去年の2Qは11.9%)でした。

平均コア融資は前年比+8%、前期比+2%でした。

純金利収入は前年比+8%の125億ドルでした。純金利収入増加の主因は金利上昇と融資成長でした。

非金利収入は前年比+2%の139億ドルでした。投資銀行部門の増収、自動車リースの増収などが寄与しました。その反面、クレジットカードの新規口座オリジネーションコスト、住宅ローン部門の減収、市場部門の減収が足を引っ張りました。

貸倒引当金は12億ドルで、前年同期の14億ドルから減りました。

一株当たりタンジブル・ブックバリューは+6%の$53.29でした。

2017年の純金利収入ガイダンスは前年比+40億ドルを見込んでいます。これはこれまでのガイダンス+45億ドルより低いです。コア融資成長は+8%を見込んでいます。

<部門別ハイライト>

【コンシュマー&コミュニティ・バンキング】
コンシュマー&コミュニティ・バンキング売上高は52.3億ドルで、前年同期比6.17億ドルの増収でした。住宅ローン売上高は14.3億ドルで、前年同期比-4.95億ドルの減収でした。クレジットカード売上高は47.5億ドルで、前年同期比-1.61億ドルの減収でした。

クレジット・コストは13.9億ドルで前年同期比1.93億ドル増えました。
損金計上は11.4億ドルで、前年同期比1.18億ドル増えました。
預金成長率は前年比+10%、融資成長率は前年比+3%でした。
コンシュマー&コミュニティ・バンキング部門全体の純利益は22.2億ドルで、前年同期比-4.3億ドル、同部門のROEは17%でした。

【コーポレート&インベストメントバンク】
インベストメント・バンキング売上高は16.95億ドルで、前年同期比+2億ドルでした。
トレジャリー・サービス売上高は10.6億ドルで、前年同期比+1.6億ドルでした。
債券部売上高は32.2億ドルで、前年同期比-7.4億ドル(-19%)でした。ボラティリティーの低下によるフロー・ビジネスの減少、クレジット・スプレッドの圧縮などが減収の理由です。
株式部売上高は15.9億ドルで、前年同期比-1400万ドル(-1%)でした。


jpm