今日、ウォールストリート・ジャーナルが「ロバート・ミュラー特別検査官が、米大統領選挙へのロシア政府の関与を調査するため、大陪審を選定した」と報じました。

このニュースが意味するところは、「ミュラー特別検査官は、本気だ!」ということです。

もしロシア政府がアメリカの大統領選挙の結果に影響を与えたのなら、これは内政干渉ですし、もしトランプ大統領がロシア政府と結託していたとの判断になれば、これは深刻な背任行為です。

勿論、現時点ではまだ大陪審が選定されただけであり、トランプ大統領が起訴されると決まったわけではありません。不起訴に終わる可能性も高いです。

しかし、大陪審が選定されたということは、少なくとも三ヶ月くらいはこの捜査が続くことを意味し、トランプ大統領は仕事が手につかない状態になると予想されます。

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大陪審は証拠提出を求める召喚令状を出すことが出来るし、証人を呼び出すことも出来ます。証人は宣誓の下で証言をしなければならず、もしその証言が嘘だと判明した場合は訴追されます。

とりわけ注目を集めたのは大陪審にグレッグ・アンドレス氏が名前を連ねている点です。アンドレス氏は法務省の要職を務めた後、著名弁護士事務所、デービス・ポーク&ワードウェルの上席パートナーに就任した人で、今回、わざわざデービス・ポークのポジションを辞して、大陪審に加わります。つまり軽い気持ちで加わっているのではないということです。

ミュラー特別検察官はFBIと緊密に連携しながら調査を進めていると言われています。

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