北朝鮮が大陸間弾道弾に搭載する核弾頭の製造に成功したという報道で、緊張が高まっています。

これにより大陸間弾道弾を空中で撃墜するミサイル迎撃システムを作っているレイセオン(ティッカーシンボル:RTN)の株価が急騰しています。



レイセオンは1922年に創業された防衛関連メーカーで、四つの部門から成り立っています。それらは:

統合防衛システム部門
諜報情報サービス部門
ミサイル部門
航空宇宙部門


です。

このうち統合防衛システム部門は、レーダー、コマンド・センター、ミサイルなどを組み合わせた迎撃システムを納入しています。

諜報情報サービス部門は、諜報、偵察、監視、ナビゲーションなどを司るシステムを納入しています。

ミサイル部門は米軍の航空機、艦船、地上軍に対し、各種ミサイルを納入しています。

航空宇宙部門は、航空機に搭載する大型レーダーや、センサーを作っています。

多くの防衛株がそうであるように、レイセオンも政府の請負ビジネスという性格上、利幅が厳格に決められています。その代り、入札に際しての競争は限定的であり、ひとたび長期契約を獲得すれば、長年に渡って安定的なリピート・ビジネスが見込めます。

このため防衛株は、安定的な利回りを手掛かりに買われることが多く「債券の代用品だ」と形容する向きもあります。

現在のレイセオンの配当利回りは1.78%です。

rtn