フットロッカー(ティッカーシンボル:FL)の第2四半期(7月期)決算はEPSが予想90¢に対し62¢、売上高が予想18億ドルに対し17億ドル、売上高成長率は前年比-4.4%でした。

既存店売上比較は-6%でした。6月と7月も一桁台の上の方(=-6%から-9%)で既存店売上比較は推移中です。

グロスマージンは29.6%でした。ちなみに去年同期は33.0%でした。

新しいデザインの運動靴の販売状況が、事前の会社側の予想を大幅に下回りました。特に「ジョーダン」モデルの末端での売れ行きが大幅に鈍化しました。また革新的な新製品は、在庫不足で商機を逃しました。

欧州市場の減速は、ある程度、覚悟していましたが、実際には予想よりかなりひどかったです。

フットロッカーは、他社にマーケットシェアを奪われているとは考えておらず、同業他社全てが苦しんでいるとしています。

このような状況は今年末まで続くと見らえます。このため2017年下半期の既存店売上比較は-3%から-4%で推移すると思われます。

第3四半期のグロスマージンに関しては、予想33.8%に対し、新しいガイダンス31.4%~31.6%が提示されました。

消費者の移り気さは前にも増しており、スマホに代表される、いろいろな経路からの影響で、めまぐるしく変化しています。

アマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)からの競争に関しては、運動靴は実際に店舗で触ってみて買うかどうか決める消費者が多いので、それほど心配していないというコメントでした。ただ安い運動靴に関しては、アマゾンがマーケットシェアを奪いつつあるとしています。

フットロッカーではシューズメーカーとも協力して消費者のトレンドを追いかけていますが、資本構成の見直しと経営目標の順位付けの再考、さらには経費圧縮など包括的なテコ入れが必要だと感じています。

とりあえずこれまでの閉鎖予定店舗数を100店舗から135店舗に増やします。



運動靴市場全体が厳しい環境に置かれており、今後、バーゲン・セールは加速すると思われます。

FL