ひとつ前の記事アマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)が「ビットコインでの支払いOKを導入するのでは?」という観測が流れていることを紹介しました。

今回、ここに書くことは、そうした様々な思惑が飛んでいる背景についての説明です。

1997年にアマゾンは「ワンクリック」を開発し、パテント取得しました。「ワンクリック」では物品を購入する際に、支払方法や郵送先をいちいち再入力しなくて良いです。

アマゾンは「ワンクリック」を武器に、どんどんビジネスを拡張してきました。またサードパーティーのマーチャンツがアマゾンに出店する際も、「ワンクリック」が大きな魅力となっていました。

たとえばアップル(ティッカーシンボル:AAPL)は、わざわざアマゾンにパテント料を払って「ワンクリック」を使っています。

しかしその「ワンクリック」のパテントが、今月、切れるのです。

だからビザ(ティッカーシンボル:V)、マスターカード(ティッカーシンボル:MA)、グーグルの親会社アルファベット(ティッカーシンボル:GOOG)などが独自の「ワンクリック」サービスを準備中だと言われています。

グローバルなeコマース市場は今年2.35兆ドルの規模だと言われていますが、2020年までには4兆ドルにも増えると予想されています。決済のプロセッサーは、大体、2.8%の手数料を取ります。だからこれは巨大なビジネスです。

いずれにせよ、そういう事情で、いま米国のウェブ企業はペイメント戦略に関し、いろいろ見直している最中です。

アマゾンも、リードを保つために(何か新しいことをやらなければ)と思っているかもしれません。