【意見変更】
2月以来、ナスダック総合指数、とりわけFAANG(フェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、アルファベット)が相場のけん引役となり米国市場は堅調に推移するという意見を堅持してきました。

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しかしこの意見を変更しました。

目先、米国株式市場は調整局面に入ると見ています。その場合、セクター・ローテーションが起こり短期的にハイテク株がアンダーパフォームするリスクがあると見ています。

最近IPOされたナスダックの小型ソフトウェア株も過熱しすぎなので冷やす必要があると思います。

そこで避難先としてシーゲル銘柄(プロクター&ギャンブル、クラフト・ハインツ、アルトリアなどに代表されるディフェンシブ銘柄)に資金をシフトしたいと思います。これは当座の措置です。

加えて原油価格が70ドルを超えて上昇するシナリオでは小型の石油株にも投資したいと思います。

ただ全体としては「簡単に儲けさせてくれない相場」を想定しているので、夏休みを取り、ビーチにでも行った方が良いと思います。

相場の地合いはひょっとすると10月くらいまで悪いかも知れません。

【企業業績】
米国の企業業績は下のチャートに見るようにすこぶる好調です。

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向こう12ヵ月の予想EPSに基づいた株価収益率は16.4倍です。これは過去5年間の平均である16.1倍より僅かに高いだけです。したがって米国株のバリュエーションはべらぼうに割高というわけではありません。

しかし四半期EPSの成長率を見ると下のチャートのように2018年第1四半期がピークであり、今後はそれを抜けないと見られています。

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過去に「成長の⊿」がピークを付けた後、少なくとも半年間は株価が愚図愚図することが通例でした。これがNY市場に弱気になる主な理由です。

2018年末のS&P500の株価収益率は17倍を予想しています。その場合のS&P500指数は2737を予想します。

【その他の予想】
今年の米国のGDP成長率は2.65%を予想しています。PCEコア・インフレは2.0%を予想しています。ドル/円は110円を予想しています。原油価格は70ドルを予想しています。ゴールドは1240ドルを予想しています。ビットコインは最近の価格下落を反映し、ターゲットを1万ドルに下げます。



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