仮想通貨市場が冴えません。

1

価格的にもダウントレンドを抜け出してないし、出来高も細ってきています。この状況を打破するには、どうすればいいのでしょうか?

まずユーザーはおもに投資目的から仮想通貨を購入しています。

しかし投資対象としての仮想通貨には、いろいろな問題点があることが、この1年でわかりました。

まず税金がバカ高いこと。

去年、仮想通貨で大儲けした人も、納税のために追加で手持ちの仮想通貨を処分することを余儀なくされました。

これに価格下落が加わり、既に大半の投資家の運用資産は大幅に減少したと思います。

つぎにニュー・マネーが入って来なくなったこと。

ビットフライヤーが業務改善命令を受けたことで新規顧客口座開設がストップしています。他の業者の新規口座獲得のキャンペーンもぐっと静かになっています。

新しい資金が流入しないのなら、相場を押し上げる力は限られています。

仮想通貨に投資しているファンは、若者が中心であり、投資に割ける手持ち資金は限られています。つまり既存の投資家層は資金が細いということ。

ユーザーの裾野が、投資資金の大半を牛耳っている高齢者にも広がることが望まれるわけですが、「投資対象としてふさわしいか?」という事を巡っては世代間で認識に大きな断絶があるように思います。

シニア層が重視する「安心」を仮想通貨交換業者が提供できてないことが大きな障害です。

相次ぐコイン盗難事件で、業者はすっかり信頼を失いました

それにもかかわらず仮想通貨クラスタには規制強化に対する根強い反論というか抵抗があります。

今後ICO詐欺が次々に表面化し、社会問題化すると思われます。スキャンダラスなニュースが増えれば、ニュー・マネーの獲得は一層むずかしくなります。

騙し取られたおカネを取り戻すためには、法的措置を講じることが必要になります。その際、そもそも法律が整備されてなければ、法的措置を講ずることすらもできません。仮想通貨ファンの中には、そういう世の中の仕組みがわかってない人が多いです。

法的な枠組みが確立してないうちは機関投資家のおカネは仮想通貨市場には流れ込みません。投資資金の大半は機関投資家が持っているのだから、法的な枠組みを整備しない限り仮想通貨はメジャーにはなれないのです。

ちまちましたゴミ投資家の間だけで仮想通貨を転がしていても、ジリ貧になるだけです。



過去記事をチェックするには: MARKET HACK HISTORY VIEW

【お知らせ】
VALUで仮想通貨に関する記事を随時UPしています。

valu_og_white

Market HackのFacebookページに「いいね」すれば最新記事をサブスクライブすることができます。

広瀬隆雄のTwitterInstagramnoteもよろしく。

お問い合わせはhiroset@contextualinvest.comまでお願いします。

最後にMarket Hack読者の親睦コミュニティ、Market Hack Salonは、現在、新規メンバーを募集中です。