6月19日に「最近IPOされたナスダックの小型株を一旦利喰った方がいい」とツイートしました。




そのとき、「夏休みを取り、ビーチに行け!」と書きました。




その後、ナスダック小型株を中心に株価が十分下がったので、もう一度意見変更しています。「夏休み前に、もう一回転、取れるかも」というのが現在の意見です。

強気の理由は:

1) 過熱し過ぎたナスダックの小型ソフトウェア株は十分に調整した
2) 米国の長期金利は依然、株式にとって支援的な水準である
3) 米国株のバリュエーションは割高ではない
4) 欧州経済は「中だるみ」から再加速へ向かう
5) 米中貿易戦争は340億ドルの追加関税で「相場は知ったら、しまい」


などによります。

今週から米国は決算発表シーズン。今週の決算発表予定ならびに予想数字はここを見てください。

6月末で第2四半期が〆られたわけだけど、今日までのところ、利益警告は皆無です。普通、利益警告は悪い決算シーズンを暗示します。それが無かったということは今回の決算シーズンは、良い数字になると考えていい。

米国の10年債利回りは2.86%です。これは現在のアメリカの景気の強さを考えると異常なほど低位で安定していると言えるでしょう。株式にはプラスです。

米国企業の業績は、ギャンギャンに良いです。

「ギャンギャン!」です。

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そういう言い方でわからないなら、僕は1988年にアメリカ来て、かれこれ30年、米国の四半期決算を丹念に追ってきましたが、今ほどスンバラシイ業績の伸長は、見たことがありません!

もちろん、肝心の業績に陰りが見えれば、それは「万事休す」ということになります。だからこそ、今回の決算発表シーズンは兜の緒を締め、細心の注意を払ってフォローしなければいけないと思っています。

あと欧州経済の「中だるみ」に関しては、たとえば欧州製造業購買担当者指数なんかを見ればその様子がわかります。

2

どうです? 悪いでしょう?

比較の為に米国もお見せします。

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ただ、ユーロがある程度下がったので、欧州大陸の製造業者は「ホッ!」と一息ついているはず。また貿易戦争を巡るニュース・フローも、ごく短期では、最悪期は脱した気がします。

「それでは何を買う?」ですが、最近IPOされたナスダックの小型株がいちばん良いように感じます。具体名で言えばオクタ(ティッカーシンボル:OKTA)、アトラシアン(TEAM)、ズオラ(ZUO)、ズィースケーラー(ZS)、プルーラルサイト(PS)、カーボンブラック(CBLK)、ピボタル・ソフトウェア(PVTL)あたりが好きです。

石油株ではヘス(HES)が好き。

逆に避けたい銘柄はディフェンシブ株ですね。


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