フェイスブック(ティッカーシンボル:FB)の第2四半期決算はEPSが予想$1.70に対し$1.74、売上高が予想133.5億ドルに対し132.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+41.9%でした。
広告売上高のうち91%がモバイルでした。
営業費用は前年同期比+50%の73.7億ドルでした。
デイリー・アクティブ・ユーザー(DAU)は前年同期比+11%の14.7億人でした。増加分の大半はインド、インドネシア、フィリピンなどの新興国でした。米国とカナダは横這いでした。
マンスリー・アクティブ・ユーザー(MAU)は前年同期比+11%の22.3億人でした。
欧州は新ルール、GDPRの導入でユーザー・アクティビティーが鈍化しました。
フェイスブックは第3四半期ならびに第4四半期の売上高成長率が+26%前後へと鈍化すると述べました。
その理由は広告主が広告を出稿する際、これまでは「フィード」に広告を直ぐ流していたのだけれど、より訴求力が高く、ユーザーにとってもウザくない「ストーリー」という手法へ軸足を移してゆく最中だからです。
「ストーリー」は訴求力は高いですが、まだ広告主がその使い方に習熟しておらず、移行するまでの過渡期に広告収入が落ち込むリスクがあります。
さらにフェイスブックではユーザーのプライバシーならびにデータの管理を強化していますが、その一環としてオプトアウトなどの選択肢をユーザーに与えているため広告収入が減ります。さらに利用できるデータが一部変わるので広告主のターゲティングの仕方に変化が出ます。
これらが来期以降、売上高成長率に急ブレーキがかかる理由だとフェイスブック側は説明しています。なお広告のROI自体には広告主は満足しており、広告主が離反しているのではないと言う説明でした。
フェイスブックの営業費用は売上高より速く成長しているのでマージンは今後下がってきます。
また第3四半期の税率は一時要因により25%にジャンプします。ちなみに第2四半期は16%でした。
フェイスブック株はアフター・マーケットで-20%で推移しています。

広告売上高のうち91%がモバイルでした。
営業費用は前年同期比+50%の73.7億ドルでした。
デイリー・アクティブ・ユーザー(DAU)は前年同期比+11%の14.7億人でした。増加分の大半はインド、インドネシア、フィリピンなどの新興国でした。米国とカナダは横這いでした。
マンスリー・アクティブ・ユーザー(MAU)は前年同期比+11%の22.3億人でした。
欧州は新ルール、GDPRの導入でユーザー・アクティビティーが鈍化しました。
フェイスブックは第3四半期ならびに第4四半期の売上高成長率が+26%前後へと鈍化すると述べました。
その理由は広告主が広告を出稿する際、これまでは「フィード」に広告を直ぐ流していたのだけれど、より訴求力が高く、ユーザーにとってもウザくない「ストーリー」という手法へ軸足を移してゆく最中だからです。
「ストーリー」は訴求力は高いですが、まだ広告主がその使い方に習熟しておらず、移行するまでの過渡期に広告収入が落ち込むリスクがあります。
さらにフェイスブックではユーザーのプライバシーならびにデータの管理を強化していますが、その一環としてオプトアウトなどの選択肢をユーザーに与えているため広告収入が減ります。さらに利用できるデータが一部変わるので広告主のターゲティングの仕方に変化が出ます。
これらが来期以降、売上高成長率に急ブレーキがかかる理由だとフェイスブック側は説明しています。なお広告のROI自体には広告主は満足しており、広告主が離反しているのではないと言う説明でした。
フェイスブックの営業費用は売上高より速く成長しているのでマージンは今後下がってきます。
また第3四半期の税率は一時要因により25%にジャンプします。ちなみに第2四半期は16%でした。
フェイスブック株はアフター・マーケットで-20%で推移しています。
