世界の株式市場の年初来のパフォーマンスをチェックしておきます。

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これは現地通貨ベースです。

主要市場の中で最もパフォーマンスが良かったのはインドでした。インドは税制改革により徴税ベースが拡大しつつあり国の財政に健全化のメドが立っています。これは長期的にみたルピーの価値にとっても良い材料だと思います。またインドは米国との貿易は少ないので貿易戦争の影響を受けにくいです。

逆に最もパフォーマンスが悪かったのは中国の上海総合指数です。人民元も安値誘導されているため株価と為替のダブルでダメージを受けています。中国政府はシャドーバンキングの抑制に努めてきましたが、それが「金詰り」の現象を引き起こしていました。ちょうどそこへトランプ大統領の米中貿易戦争の材料が重なり嫌気されました。中国政府はシャドーバンキングの抑制を後回しにすると発表しています。そして金融を緩和するとともに人民元を安値誘導することでアメリカに対し徹底抗戦してゆく構えです。


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