昨日米国証券取引委員会(SEC)が未だ申請が残っていたビットコインETFをバッサリ却下しました。これはSECのスタッフが下した判断です。

しかしそれに関しSECコミッショナーのへスター・ピアースが「こんな大事な案件はちゃんとコミッショナーの投票に付した方がいい」と提案したので、この件はSECコミッショナー達による投票に付されることになりました。

ちなみに現在は4人のコミッショナーが居ます。定数は5ですが、ひとり欠員があります。

たぶん賛成1、反対3でビットコインETFは却下されると思います。

SECコミッショナーは連邦準備制度理事会(FRB)議長と同じで1) 大統領が指名し2) 上院が承認する手続きを取ります。現在SECコミッショナーを務めるカラ・スタインがすでに任期切れで1年の延長措置により継続している関係で、彼女の部下だったアリソン・リー(民主党)元SEC執行弁護士が推挙させるのではないか? と言われています。

それ以外のメンバーを言うと、ジェイ・クレイトンはトランプ大統領によって去年5月にSEC長官に任命され委員会の議長を務めています。

ロバート・ジャクソンは同じくトランプ大統領により今年1月に委員に任命されました。元ニューヨーク大学ロースクール教授であり、M&Aを専門とする法律事務所ワクテル・リプトン・ローゼン&カッツで働いた経験もあります。

ヘスター・ピアースはトランプ大統領により今年1月にコミッショナーに任命されています。彼女はジョージ・メイソン大学の金融市場ワーキング・グループのディレクターを務めていました。またリチャード・シェルビー上院議員のアドバイザーとして上院銀行住宅都市委員会の上席顧問としてドッド・フランク法の援用に関するアドバイスを行いました。

投票の日取りは決まっていません。

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