テンバガー(=10倍株)も「いい旦那さん」も本質は同じです。

どこで読んだのか忘れたけど、あるアメリカの旦那さんが毎日奥さんに花を一輪、近所の花屋から買ってくる……そういう話を読みました。

red rose

雨の日も、風の日も、仕事が忙しい日も、夫婦喧嘩した翌日も、体調が悪い日も、その旦那さんは花を一輪、必ず奥さんのために買ってくる。

僕に言わせれば、亭主たるもの、やっぱりこうでなくてはいけない。

最近はやれ恋愛工学だの、寝た女の数でしか自分の真価を確かめることができないような軽薄な手合いがコンサルと称してSNSで安っぽいアドバイスを下痢みたいに垂れ流しておるわけですが、硬派の旦那、本当に頼りになる旦那というのは、件の花一輪の旦那みたいに、無言の愛の証明を、驚くような持久力でもって執拗に継続するものなのです。

で、10倍になるような株も、これとまったく同じ理屈でずんずんずんと上がってゆく。それは来る決算、来る決算、これでもか、これでもか?と市場の期待を上回り続ける

つまり「裏切らない」株です。

投資を始めて日の浅い人ほど、ストーリーにコロッと参って(こんな凄い株は10倍間違いなしだ!)とか見苦しい昂ぶりを隠さないわけです。

でもふっと周りを見るとそういうエキサイティングなストーリーというのは浜辺の砂ほど無数に転がっておる。

それもそのはず、IPOストーリーというのは僕のような老獪なインベストメント・バンカーが手塩にかけて豚に口紅を塗り、「ポン!」と出すわけですから、これはもう童貞諸君みたいなウブな連中は直ぐにコロリと騙されるわけで(笑)

だから貴女は恋愛工学諸兄の上手い話に乗ってはいけない。

今日も、明日も、1年後も、10年後も、ずっと自分に寄り添ってくれるような相手を選びなさい。

それを(あっちの彼のほうがいいかしら?)とかフラフラよそ見ばかりしていたら、今自分が付き合っている相手がほんとうに誠実な男かどうか、わからなくなるじゃないですか!

「広瀬さん、決算跨いでこの株持っておくべきですか?」


そんな程度の低い質問、しないでください!(笑)

「花一輪」の奥さんは、たぶん毎日フレッシュなものにとりかわる花瓶の花に、ちからを得ていたはず。それは(自分は愛されている)という証しです。

結局、そのカップルは40年くらい連れ添ったらしいけど、ある日、花が来なかった。

なぜなら、旦那が天国に旅立って行ったから。

でもこのカップルはきっとハッピーだったのではないかと僕は思います。

相場だって、これと全く同じです。はやく「裏切らない伴侶」を探すこと。


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