株価指数を算出しているスタンダード&プアーズMSCIの2社がセクター指数構成銘柄の入れ替えをします。S&Pは9月28日、MSCIは12月3日にこの変更を実施します。

ITセクターが大きくなりすぎたことを是正することが目的です。

まず伝統的なITセクターからアルファベットフェイスブックなどが外れます。

これにウォルト・ディズニーネットフリックスコムキャストチャーター・コミュニケーションズなどこれまで消費循環セクターに分類されていた銘柄を合体させます。

さらにそこへAT&Tベライゾンなどこれまで通信セクターと呼ばれていたものを加え、これらを総括してコミュニケーション・サービス・セクターと呼ぶことにします。

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改変後、通信セクターは無くなります。新しく出来るコミュニケーション・サービス・セクターは四番目に大きなセクターとなり、指数全体に占める割合は10.6%となります。

構成銘柄数が減るITセクターの比重はこれまでの26.5%から20.4%へ、消費循環セクターの比重はこれまでの12.9%から10.6%へ、それぞれ下がります。

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その結果、ITセクターでは引き続き指数に残るアップル、マイクロソフト、ビザ、インテル、シスコ、マスターカート、オラクル、エヌビディアなどの値動きの重要性が増します。

一方、消費循環セクターでは引き続き指数に残るアマゾン、ホームデポ、ナイキ、マクドナルドなどの値動きをより敏感に反映するようになります。



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