いまアメリカの景気はすこぶる良いです。しかしどんな時にも心配性の人は存在するもの。彼らの間では長短金利差の縮小が話題になっています。

米10年債利回りから米2年債利回りを引き算した「差」が「0」になると、それは景気後退の予兆であると言われます。

現在、それは「0.22」であり、まだ「0」ではありません。

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普通、これが「0」以下に落ちても(矢印)、直ぐにリセッション(シェードの部分)が始まるというわけではなくて、しばらく猶予があることがわかります。

「株は未来を先取りする」性質があるので、一足先に調整局面に入ります。だから「0」になったタイミングで相場から徐々に撤退すれば大きくヤラレることを防ぐことが出来るかも。

もうひとつ景気の先行指標としてECRIのウィークリー・リーディング指数というのがあります。これはアラン・グリーンスパンFRB議長も注視していたデータポイントとして知られています。同指数がトップアウトしてトレンドラインを割り込むと景気後退が来ることが知られています。

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いまはやや上値が重いですが、このところのトレンドラインを割り込んでいません。

未だ大丈夫という事だと思います。


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