CSX(ティッカーシンボル:CSX)の第3四半期決算はEPSが予想に一致する51¢、売上高が予想27.7億ドルに対し27.4億ドル、売上高成長率は前年同期比+1.2%でした。

費用は前年比-200万ドルでした。また運行の効率化で9500万ドルを節約しましたが燃料費の上昇などによりそれは相殺されました。

ボリュームは+1%成長でした。内訳は石炭+5%、マーチャンダイズ-5%、複合輸送+5%でした。

営業利益は+4%の8.76億ドルでした。オペレーティング・レシオは90bp改善し68.1%になりました。

ユニット当り売上高は横ばいでした。

「ジャスト・イン・タイム運行」のイニシャチブは引き続き実行に移しています。それによる効率化は当初の計画通り実現できるものと見込んでいます。リストラ・チャージを除けば、通年のオペレーティング・レシオで67%前後、EPS成長率で+20~25%、フリー・キャッシュフローで15億ドルを達成できると思われます。

2017年のEPSは予想$2.21に対し、$2.17~2.27が提示されています。

第4四半期の見通しは中立で、2020年までの中期経営目標に関しては10月30日のアナリスト・デーで提示する予定です。

現在のビジネスの状況をみると売上高の50%を占める石炭(特に輸出向け)、複合輸送が好調です。トラック輸送市場は回復途上にあります。次に売上高の11%を占める農作物、金属は特に良くも悪くもありません。最後に売上高の39%を占める自動車、肥料、化学、材木などはアゲンストの風が吹いています。

「ジャスト・イン・タイム運行」導入後のダイヤの乱れは、ほぼ克服しました。他社に奪われた積荷は、すぐに取り戻すことが出来るというコメントがありました。

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