アメリカン・エキスプレス(ティッカーシンボル:AXP)の第4四半期決算はEPSが予想99¢に対し91¢、売上高が予想79.9億ドルに対し80.2億ドル、売上高成長率は前年比-4.4%でした。

株主資本利益率(ROE)は26.0%でした。これは去年同期の24.0%から改善しました。

貸倒引当金は6.25億ドルでした。これは去年同期の5.72億ドルから+9%増加しました。これは融資残高の増加によります。

営業費用は62億ドルでした。これは前年同期の64億ドルから-2%減少しました。但し去年の数次にはコストコのビジネスに絡むリストラ・チャージ4.19億ドルを含んでいます。

2017年のEPSは予想$5.59に対し、新ガイダンス$5.60~5.80が提示されました。

カンファレンスコールでは「全てのビジネスでモメンタムが増しており売上伸長に期待が持てる」というコメントがありました。カード会社間での競争は相変わらず熾烈ですが2017年の見通しは悪くないとしています。

第4四半期でEPSが予想を下回ったことに関しては「将来の成長戦略のため現在投資を前倒しにしており、それが利益未達につながった」としています。

ドル高で請求額成長率は若干下がりました。

ローン残高成長率は米国のカード業界平均を上回りました。また純金利イールドは40ベーシスポイント改善しました。

カードの焦げ付きの損金計上は前期に比べて若干減少しました。また焦げ付き比率は他社よりも良いとしています。

一方、チャージカードの引当金は+3%でした。チャージカードの決済額は増えていますが信用の内容には改善が見られました。

スモール・ビジネスならびにミドル・マーケットでの成長は加速する兆候を見せています。

売上高成長率は+5%を見込んでいますが四半期ベースでは多少のブレがあるかもしれないとしています。

アメリカン・エキスプレス株はアフターマーケットで-1%で推移しています。

AXP