米国の株式市場が過去最長のブル・マーケット(強気相場)を来週にも更新すると予想されます。2018年8月22日までに今の相場の水準を大体保つことが出来れば、古典的な相場の定義に於けるブル・マーケットの「最長不倒記録」が出るというわけです。

1

ちなみに過去最長のブル・マーケットは1990年10月11日を起点として2000年3月24日で終わった3452日(但しカレンダー・デー)でした。

ここで重要なのは「高値から2割の下げを経験すると強気相場は断たれたと判断する」という基準です。リーマンショック以降、未だそのようなベア・マーケット(弱気相場)は至現していません。

ただ、問題があります。

強気相場というけれど、ぜんぜんそういう風に感じられないのはなぜ?


ということです。

その理由は、今回の上げは弱々しく、上げ幅も小さいからです。

さらに細かいことを言えば2011年にS&P500指数はザラバ・ベースで-20%を記録しており、かろうじて大引けベースでは20%のベア・マーケット入りを免れたという経緯があります。

まあそんな訳で「最長不倒記録」もそんなに嬉しくないのです。


【お知らせ】
広瀬隆雄のnoteもよろしく。

お問い合わせはhiroset@contextualinvest.comまで。