米国株は三角保ち合いになっています。この膠着状態から抜け出し、マーケットが一段高するには5月1日(火)引け後に発表されるアップル(ティッカーシンボル:AAPL)の決算を乗り越える必要があるでしょう。

コンセンサス予想はEPSが$2.68、売上高が610.2億ドルです。


市場の期待は低いです。その理由は4月19日に台湾セミコンダクター(ティッカーシンボル:TSM)が決算発表した際に「スマホ向け半導体が冴えない」というコメントが出たからです。

これを受けてカナコード・ジェニュイティー証券は3月期のiPhone販売数を5310万個→4800万個に、6月期のそれを4370万個→3940万個に、それぞれ下方修正しました。

モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティー・ヒューバティーは3月期のiPhone販売数を僅か3400万個としています。

また影響力のあるアライアンス・バーンスタイン証券のアナリスト、トニー・サコナギも6月期の販売数を3900万個に引き下げました。そして「消費者のiPhoneの買い替えサイクルが延びている」と指摘しました。

ただ火曜日の決算発表時にアップルがドデカイ自社株買戻しプランを発表するのでは? とも言っています。金額的には500億ドルが取り沙汰されています。ちなみにアップルのキャッシュと負債の状況は下の通りです。

1

iPhoneの売上が頭打ちになっているので、アップルはサービス売上高などに今後依存しなければいけません。

2

サービス売上高の中でも特に期待できるのはアップル・ミュージックです。

以上、まとめると、今回のアップルの決算がかなり苦しいものになることは既に株価に織り込まれています。アップルはS&P500指数の中で最も比重が高く(3.67%)、市場のセンチメントを左右します。

トライオートETF


過去記事をチェックするには: MARKET HACK HISTORY VIEW

【お知らせ】
Market HackのFacebookページに「いいね」すれば最新記事をサブスクライブすることができます。

広瀬隆雄のTwitterInstagramnoteもよろしく。

お問い合わせはhiroset@contextualinvest.comまでお願いします。

最後にMarket Hack読者の親睦コミュニティ、Market Hack Salonは、現在、新規メンバーを募集中です。