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1955年にダン・ウルフ、ジョン・ウィルコック、エド・フランチャー、ノーマン・メイラーなどによって創刊されたコミュニティ紙、ザ・ヴィレッジ・ヴォイスが今日で廃刊しました。スタッフの半分は即刻解雇、残りの半分も過去記事のアーカイブなどの残務の整理がつき次第失職します。

同紙の名前の「ヴィレッジ」とは、言うまでもなくグリニッジ・ヴィレッジを指し、ニューヨークのダウンタウンのコミュニティー・ペーパーとしてスタートしました。

その後、エズラ・パウンド、E.E.カミングス、アレン・ギンズバーグ、ナット・ヘントフなどをフィーチャーし、ニューヨークのカウンター・カルチャーに根ざした論説を展開するとともに地元のイベントなどの情報を伝えました。

同紙は商業主義に偏ることなく、硬派な論説を展開、いわゆるアイドルや政治家のたぐいを辛辣にdisり、権力におもねらない立場を貫きました。

しかし近年は赤字続きで、去年、紙の新聞をやめ、電子版だけにしました。それでも採算を取ることが出来ず、このたび廃刊に至ったというわけです。