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どの証券会社も薦めません。ホットなIPOは個人投資家には絶対回って来ません。

IPO主幹事の仕事は安定株主にたくさんIPOを割り当てる事であり個人投資家を喜ばせることではありません。

下はIPOへの応募を、実際に投資銀行がどう割り当ててゆくか? を示した概念図です。

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機関投資家はIPOに応募する際「今回売出し株数の10%を下さい!」という風に注文を出します。これをWalk-inといいます。また投資家によっては「5%をください!」と言う場合もあります。

実際の株の割当(Allocation)は、それよりもずっと少なくなります。

個人投資家に回ってくるのは需要カーブの「シッポ(テール)」の部分です。

ディールによっては、この「テール」が大きいディールがあります。つまり小口投資家にとりわけ人気なIPOというわけです。往々にして、そのようなテールばかりが大きいディールは失敗します。

その理由は個人投資家の多くはフリッパー(Flipper)と言ってもらった株を直ぐ売り抜けるからです。

するとフリッパーたちに沢山株を割り当ててしまうと、上場後に彼らが纂を崩して売り逃げようとするので株が上がるどころか急落しかねないのです。

だから良いディールほど個人には株は回って来ません。

僕はそういうことを実務家の立場でやってきたので、自分で投資するときも(ディールで買おう)などという馬鹿げた妄想は抱きません。時間のムダ。

アフターマーケットで良いディールを拾う事だけに神経を集中しています。