ブルー・エプロン(ティッカーシンボル:APRN)が6月28日(水)引け後に値決めされ、木曜日から取引開始される予定です。

ブルー・エプロンのコンセプトは、次のようなものです。

まず同社専属のシェフがヘルシーな献立を考えます。

つぎにシェフはオルガニック農家を訪れ、作付けの計画を立てます。

収穫に合せてタイムリーなレシピーをブルー・エプロンが企画し、採れた野菜を、市場やスーパーマーケットのような中間業者を一切経由せず、直接消費者に届けます。

その際、ブルー・エプロンから届く調理キットには、調味料などの必要な一切の食材が予め詰め込まれています。

ブルー・エプロンの手引書は写真入りで、誰にでもわかりやすい解説となっており、失敗するリスクが低いです。

こうすることにより、高品質でオルガニックな食材を、ムダなく、誰もが失敗せず調理することで、自宅で美味しくて見栄えのする料理を楽しむことが出来るのです。



同社は2012年に創業され、これまでに1.6億のキットを消費者に届けた実績を持っています。

同社は、不慣れな消費者でも「自分で料理ができちゃった!」という喜びを届けることを目指しており、ブルー・エプロンでしか入手できないようなユニークで旬な素材も積極的に採りいれています。



米国のグローサリー市場は年間7,800億ドル市場であり、そのうちネット通販は僅かに1.2%でしかありません。

ある意味、アマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)がホールフーズ(ティッカーシンボル:WFM)を買収してやろうとしていることを、もう既にブルー・エプロンは実現しているという風にも言えます。

マネックス証券

同社の顧客は25~34歳のミレニアル世代が36%を占めており、最大の顧客層を形成しています。ブルー・エプロンは全国にくまなく展開しており、顧客の分布はアメリカの人口分布とほぼ同じとなっています。

同社はベッセマー・ベンチャー・パートナーズ、フィデリティー、ファースト・ラウンド・キャピタル、SGグロース・パートナーズなどのVCが投資しています。

2016年の売上高は7.95億ドル、利益は5万5千ドルの赤字でした。

なお今回発行株数は3,000万株、ディール後発行済み株式数は1.87億株、初値設定は16ドル前後、ティッカーシンボルはAPRNになる予定です。


【お知らせ】
Market HackのFacebookページに「いいね」すれば最新記事をサブスクライブすることができます。

広瀬隆雄のTwitterInstagramもよろしく。

お問い合わせはhiroset@contextualinvest.comまでお願いします。

最後にMarket Hack読者の親睦コミュニティ、Market Hack Salonは、現在、新規メンバーを募集中です。