ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理
ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理
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この本のサブタイトルに「株式投資の不滅の真理」という言葉があります。
僕はこの時点で、この本は「終わっている」と思います。

なぜなら長年、投資をやってきて、株式投資に「不滅の真理」など無いと痛感するからです。

それを軽々しくそう言い切るところに、この本の傲慢さがあるし、罪があるのです。

バートン・マルキールが1973年に『ウォール街のランダム・ウォーカー』を出し:

1.マーケットのタイミングを上手く捉えることは極めて困難だ
2.マーケットは正確に材料を織り込んでしまう
3.マーケットの将来の動きは、従ってランダムになる
4.将来の動きが予見できない以上、分散投資しかない
5.それならばインデックス・ファンドが一番便利だ


という事を主張したときには、物議を醸しだしたし、当時の「投資のプロ」たちは自分の存在意義を擁護するために、苦しい弁護を余儀なくされました。

その意味でこの本が出版された意義はあるし、その功績も大きいです

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