ユナイテッド・レンタルズ(ティッカーシンボル:URI)は世界最大の建機レンタル企業です。同社は1997年に創業されて以来、急成長してきました。



同社の主力は建機のレンタルで、売上高の43%を占めています。高所作業車(同32%)、照明器具(10%)、電源・空調システム(6%)なども提供しています。

アメリカの建設会社は、近年、自社で建機を所有するより、必要に応じてレンタルした方が得だと考えるようになっています。

その理由は、レンタルの方が資本財の遊閑期間が少ないし、工事現場の特徴にぴったり合致した、最適の建機を選ぶことができるからです。

ユナイテッド・レンタルズの売上高のうち64%は、常連の建設会社からのビジネスです。トップ10顧客が総売上高に占める比率は6%です。また売上高の44%は、全国展開している建設会社に対し、全米で建機を提供する契約です。

現在の保有建機数は43万ユニット、平均年齢は3.59年、メンテナンス完了比率は92%です。全米の897拠点に建機を待機させており、そこから建機の貸出を行います。

現在のマーケットシェアは11.7%です。

建機レンタルの市場そのものは年率6%で成長しています。

同社の売上高はこれまで二桁成長を記録してきましたが、2015年だけはシェール産業に対するコンプレッサーなどの貸出が鈍化した関係で+2.7%成長に甘んじました。

現在は1)シェール産業が回復しつつあること、2)米国経済そのものが加速していること、3)トランプ政権がインフラストラクチャ計画に前向きであること、などから同社の長期見通しは改善しています。

同社はアメリカ国内が主力なので、キャタピラーのように海外市場の低迷に悩まされることなく、トランプのインフラ・ストーリーの恩恵に浴することが出来ます。また、どのようなプロジェクトを、どの企業が受注するかに関係なく、ユナイテッド・レンタルズのビジネスは必ずその「おこぼれ」にあずかることが出来るでしょう。

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