新年早々タイ株が急落しました。これを受けて新興国の株式市場はピリピリした年明けとなっています。

そこで問題になるのは「次にヤバイ国は何処か?」です。

経済の基礎的要件から言うと、一番危ないと思われる国はインドネシアです。なぜならインドネシアは経常収支がどんどん悪化しており、外貨準備を取り崩しているからです。

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インドネシア株は去年の夏まで人気を集めていました。この一因は緩和的金融政策にあります。

民間部門の投資は高水準で、輸入も拡大しました。これが経常収支悪化の要因になりました。

インドネシアは90年代のバーツ危機に端を発するアジア通貨危機の際、瀕死の重傷を負ったのですが、その後、極めて保守的な経済運営を心掛け、見違えるほど立派な国になりました。

ところが……

昔の悪いクセがこのところぶり返していて、最近では過去10年で初めて経常赤字に転落しています。
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