決算発表シーズンが終わり2017年のアニュアルレポートがいま続々と出版されています。毎年、この時期、僕は一株当たりの業績のチャートを作ります。その際「安産型ナイスバディの法則」というのを援用します。

見た目に美しいプロポーションというものが、なにごとにもあります。ひとは経験的、あるいは本能的に、どういう構成比が理想的かを悟るわけです。

それは銘柄選びにもあてはまります。

ここで問題になるのはプロポーション(比率)です。

よく「オトコは見た目で女を選ぶ」と言われます。「男なんて、みんなPig(豚野郎)ね!」と女性は憤るわけですが、学者に言わせると、腰がくびれて、ヒップの安定した女性にオトコが引かれるのは健康な子孫を残したいと言う無意識の本能のなせるわざ(笑)……

Chauvinistic(男尊主義者的)と言われるかもしれないけれど、「安産型」に男が惹かれるのは本能なのだから、治らない。

で、ファッション・モデルになろうとすると、スリーサイズが足切りのポイントになります。具体的にはヒップからウエストの数字を引いた差が10インチ以上無いと、モデルにはなれません。

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つまりモデル業界の人たちは、無意識にわかりやすい足切り基準を編み出しているのです。

有名人は、本当にこの基準を満たしているのでしょうか?

下は女優やモデルさんのWHR(ウエスト・ツー・ヒップ・レシオ)です。

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その計算式を冒頭の絵にある数字を代入して示すと:

ウエスト(23)÷ ヒップ(34) = 0.676


という風になります。WHRが高い女性はウエストの周りに脂肪がついていて、WHRが低い女性はヒップの周辺に脂肪がついています。医学的には、体脂肪がウエストの回りについている女性は子宮がん、乳がん、胆嚢結石症、成人発症糖尿病、高血圧性心疾患などを患いやすいことが知られています。

世界保健機構(WHO)の調査では、この数字が0.80以上になると流産のリスクが高くなります。

このわかりやすい足切り基準は、投資の世界にも利用できます。

投資の世界での足切り基準とは:

1) 営業キャッシュフロー・マージンが最低でも15%あること
2) 営業キャッシュフローは、年々キレイに増加していること
3) 営業キャッシュフローは、利益(EPS)より大きいこと


になります。

具体例で見ることにします。まずフェイスブック(ティッカーシンボル:FB)です。

1

2017年の一株当たり営業キャッシュフロー(CFPS)は8.19、一株当たり売上高(SPS)は13.75なので営業キャッシュフロー・マージンを求める数式は:

8.19 ÷ 13.75 = 0.596


つまり営業キャッシュフロー・マージンは59.6%になります。合格です。

同様にアドビ・システムズ(ティッカーシンボル:ADBE)もエロ素晴らしいチャートをしています。

2

営業キャッシュフロー・マージンは39.9%です。

次はアッヴィ(ティッカーシンボル:ABBV)。

3

次はエヌヴィディア(ティッカーシンボル:NVDA)。

4

このへんの銘柄は、いずれもマリリン・モンロー並みにグラマーです。


ビットバンクトレード



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